古川さんのお話によると、九州で小さな電気屋さんが今とても流行っているのだと。電化製品を買うとなると、最近は大型店やネットを利用される方が大半だと思います。ですので、昔に比べると町の小さな電気屋さんが少なくなった気がします。(TT)それは、やはり価格での対抗ができないからだと思います。量販店やネットは大量入荷や人件費の削減により、コストを大きく下げることができますが、個人の電気屋さんはそれが不可能です。
しかし
強みがあるのです。そうそれが地域のあらゆるニードに応える、ちょこちょこ動く小回りスタイル
その九州の電気屋さんは、どんなことでもするのだそうで、もちろん電気屋さんとして電球の交換、クーラーの取り付けなど。しかし、ついで?に日用品の買い物、わんちゃんの散歩、部屋の片付けなど何でもといっていいほどされるそうです。
さすがに、ステーションではそこまではできません…(明らかに職域を越えすぎです)
私が思う訪問看護ステーションのスタイルは、
看護やリハビリに訪れた中で、するべきこと、必要なサービス(人間としての要求、心と体のケア・キュア)を提供したいのです。
もちろん、機能強化(看護業務特化)したステーションも必要と思いますが、私が今目指すものとは違います。
訪問するということは、その方々の生活に入るということなのです。その生活(基本)となる中で、看護や療法士としての専門性を発揮することが大切です。訪問看護ステーションは、看護師、理学療法士のみならず、作業療法士、言語聴覚士などなどたくさんの職種の方に勤めていただくことが可能です。そのようなメンバーで小さなテーブルを囲み、色々な話をする。すると見聞、知識・技術が広がり、高まり、豊かな人間性を持った訪問員が誕生するという流れです。すると昨日の古川さんに語ったことなど幅広く対応することが可能となるのです。病院等においても、色々な職種の方が働いていますが、まだまだ各々独立しています。このような机を囲んでお互いの知識や技術を話し教え合える、また同行訪問して実際評価できるのは、今のところ小回り型訪問看護ステーションしかないのではないでしょうか?そして、看護特化型の機能強化型ではそれはできないのではないでしょうか?
小回り型には、それだけでなく他に意味があります。
明日は、小回り型訪問看護ステーション残り二本の矢のお話をします。
日曜日で完結します。完結させます。まじめな話をしすぎています(笑)
ずっと読んでいただいている方本当にありがとうございます(*^▽^*)
一本目の矢をまとめると「豊かな人間性をもったスタッフ」です。