用語説明

各ページの、アンダーラインが引かれている単語についてご説明します。

□ 看護

 看護とは、看護師が行う手当て、処置を指す場合が多いですが、家族などが日常生活における世話や情緒的に支えることなどを含みます。つまりは、あなたの一言や手を当てること(手当て)が看護の根源です。みらい精華訪問看護ステーションの看護は、看護師による専門的なことから、患者様や利用者様を抱えるご家族、地域の方、介護職の方などへの助言や相談にも対応いたします。

□ リハビリテーション

 リハビリテーションの語源はラテン語で、re(再び)+ habilis(適した)+ ation(にする)すなわち、「再び適した状態になること」「本来あるべき状態への回復」などの意味を持ちます。つまりはリハビリテーション=機能回復訓練(医学的リハビリ)というわけではなく、障害を負った方に合わせて環境を調整したり、社会に働きかけることもリハビリテーション(社会的リハビリ)です。このようにリハビリテーションとは、本来広い意味を持ちます。みらい精華訪問看護ステーションにおいても、広義のリハビリテーションを念頭に、皆様のリハビリテーションを行っていきます。

□ 物理療法

 ホットパックなどを用いて、痛みの緩和やストレッチをより効果的なものにします。物理療法を行うことでADLやQOLの維持と向上が期待できます。

□ 呼吸リハビリテーション

 慢性閉塞性肺疾患(COPD)など呼吸器疾患をお持ちの方、寝たきりによる肺炎の可能性が高い方に対し、呼吸介助法による呼吸困難感の軽減、肺活量の増大、動作をする時の呼吸方法の指導、呼吸に必要な筋力のトレーニング、肺炎の予防、痰を出す、痰の吸引。また、患者様や利用者様個別にプログラムした有酸素運動、下肢の筋力トレーニングを行い、持久力の維持・改善を図ります。

□ 福祉住環境コーディネーター

 高齢者や障害者の方に対して、住みやすい住環境を整備するための調整役。建築・医療・介護・介護福祉・行政などの立場を理解し、その仲立ちをすることにより、より利用者様、ご家族様の立場に立った住環境整備を円滑化する存在です。