はじめのうちは、嫌がることもなく、先生も楽しんでもらえるように、工夫されていたと思います。
同期の拳士も増えてきて、わいわい楽しくしているようでした。途中から、稽古開始のだいぶ前の時間から行くというので、熱心なんだなと思っていたら、稽古前に、鬼ごっこするのが楽しいねんということでした。(笑)
それから、本格的な練習も始まり、昇段試験に向けての型の稽古や、先生の勧めもあり、試合にも出ることに。
昇段試験は、帯の色が変わるということで、本人もカッコイイと思い、頑張ってDVDを見て、型の練習をやっておりました。
白から黄色 黄色から青 最終は、緑まで進みました。使わなくなった帯は、妹が自分に巻いたり、振り回して遊んでいました。((+_+))
試合に関しては、本人は嫌がりましたが、
やはり普段の稽古の成果を試す場でもあり、試合に出ることで、心身面をさらに鍛えることができると思い、出るように促しました。
試合前は、週2回に練習量をアップしたり、試合当日は、普段やさしいお兄ちゃん先輩も、殺気立っており、試合前の稽古でも、ミットを持っている、けいすけもバチバチやられ、本人もびっくりしていたと思いますし、必死にミットをもっていた表情を思い出します。(内心、なんじゃここわ~だったと思います。)
試合は、いい結果はでませんでした。本人は、終わったあとは、悔しくて泣いており、僕もっと練習して、強くなりたいと言っていましたが、次の日はケロっとしており、今のペースで、週1でいいです。とあっさり答えていました。(笑)
そんなこんなで月日は流れ・・・
4年生くらいになると、徐々に同期の拳士の子も減っていきました。
別の習い事がしたくてやめる子、稽古がきつく、痛くなってやめた子もいたと思います。
やはり、残っている子は、空手が好きで、強くなりたいという意思が強い子だと思います。週2回は通っているという子が残っていきました。
それくらいから、けいすけも、
「空手行きたくない」「やめたい」「僕がしたいって言って始めたんじゃない、お父さんがやらせたんやん」ということを言うようになりました。
つづく