空手は、私の一存で習わせました。嫌でやめたい、自分から習うと言っていないというけいすけの訴えもわかりましたが、どうしてもやめさせたくなかったです。
でも、最後の見学での組み手でも、他の子から一方的に攻撃されているように見えました。
他の子と、実力差は広がるばかり。
毎週通っていた練習も、やられることが多かったことでしょう。
つらかったと思います。
痛かったと思います。
そこは、私は十分わかっていなかった。もちろんいじめられに行くわけではないですが、やられにいくというか、
つらいことをさせていたんだな、私の野球と同じように、考えてはいけなかった、
学校で、いじめられているのに、無理に学校へ行けと言っているのと同じことをしたんじゃないか・・・
この習い事は、失敗だったんじゃないか、親失格だったんじゃないか・・・
申し訳ない思いで、最後を見ていました。
一緒に歩いて帰っている中で、「お父さん、僕つらかったけどやめないでよかった、空手習わせてくれてありがとう」と言ってくれました。(涙)
つらい、痛いを乗り越えて、 本当によく頑張ってくれました。 手前味噌ですみませんが、かっこいい自慢の息子です!!!
師範からも最後に、「けいすけ君は、通いながらつらいだろうということはわかっていました。たくさんの子供たちをみているので、それはわかります。
他の拳士とも実力差はついていきましたが、それでも休まず、通ってくれました。お父さん、けいすけ君は、立派な拳士ですよ」と言っていただけました。
とってもうれしかったです。
習い事
それは勉強であったり、スポーツであったり、お子さんが自らやりたいといって習ったり、親が習わせたり。ほとんどの人が通る習い事・・・
親も子もいろいろな思いがあって習う、習い事
わたしとけいすけは、空手を通じて、このような体験をしました。みなさんも、習い事を通じて、いろいろな経験をされているんでしょうね
空手に出会えたこと、感謝しています。 押忍!!!
おしまい