褥瘡ケア
という研修会に先日参加してきました!
京都山城総合医療センター、皮膚科部長の花田先生の講演でした。
花田先生の、シンプルな考え方、現場が主体という見方、話し方がとてもよかったです。
褥瘡はたくさんある皮膚潰瘍の一つ。
皮膚潰瘍は常に原因を考えて治療する必要がある。
なぜそこに?
なぜこの人に?
いつから?
皮膚潰瘍の原因(背景)を考えて治療する。
皮膚科の先生の考え方が少しわかった気がしました。
褥瘡(床ずれ)治療の歴史、あやまり、今の対応(予防)。
昔のような大きな褥瘡は目にすることがほとんどなくなった。発赤を今はすぐに問題視するということが、凄いことになったもんだと。
しかし、見た目では軽い発赤でも一気に進むDTIというものがある。
それは、浮腫や腫れを伴っている。痛みが強いら血液検査で、CKの上昇など。
基本、普通の褥瘡対応でよいとのことですが、その背景がやはり大切と。
研修前は、このような褥瘡には、どのような外用薬や創傷被覆材がよいのかなど学べたらと思っていましたが、そんなの何だっていいんだよ!にはびっくり。
背景背景背景
リハビリテーションの大切さも話されていました!
貴重な皮膚科の先生のお話。ありがとうございました!