ガンのリハビリテーション 第4回

に先日出席してきました。

とうとう、ガンのリハビリテーション研修会も今回で最終回です。

今回は、認定看護師さんと緩和ケアで働く理学療法士さんのお話でした。

緩和ケアという意味から始まり、残された家族のケア、そして亡くなられて行く方にどのようなことができるのか、というお話でした。

 

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今、遺族をケアするということも、注目されており、遺族の方々が集まる会やまた外来もあるとのことです。

そして、私は理学療法士として、橋詰先生の話がとてもよくわかりました。
以前勤めていた病院で、緩和ケアの患者さまを担当することがありました。

整形や脳梗塞などで関わるリハビリは、改善していくのですが、
緩和ケアでは、ターミナルといわれる、余命がわずかで、徐々に機能や動作が低下していく方を担当します。

リハビリの介入で、ふっと歩けたりと動作の改善が見られたりするのですが、やはり一時のことで、骨折のリスクや全身状態の悪化のため、瞬く間に、床へ伏せられることがありました。

「また歩きたいな、いつなったら歩く練習するんや?」

返答に困りました。歩行は置いておいて、新たな目標を探すことをどのように説明するのか、また新たな目標を立てても、それが叶うのか叶ってもまたすぐにできなくなったら、どうすればよいのか

自問自答です。緩和ケアでのリハビリは、期間も短くなること、そして一気に変化することを念頭に、関わる必要があります。

理学療法士としてできること
そして、私は私だからできることを提供し、その方とはもちろん、ご家族もケア、私、本人、ご家族との良い雰囲気を作ること
そして、チームで連携することだと思います。

ガンのリハビリテーションは、国からも意義あり、効果ありと認められています。

在宅においても、関わることが十分あります。

今回の研修で学んだことを是非とも生かしたいと思います。

京都山城総合医療センターのスタッフの方々
本当にありがとうございました。とても、有意義な研修会でした。(^u^)

2018年1月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mirai-seika