家のインターフォンが鳴る
「ピンポーン」
山田さん(仮名)「はい、どなたでしょう?」
詐欺川(仮名)「いつもお世話になっております。私、水道局の方(ほう)からやって来ました、詐欺川と申します。」
山田さん「(水道局の方(かた)?)あっいつもお世話になっております。」
詐欺川「ただいまこの地域を担当しておりまして、ご家庭の蛇口から出る水道水を点検しているのですが、お邪魔させて頂いてもよろしいでしょうか?」
はい! カット! (‘ω’)ノ
とりあえずここまでにしておきましょう。突然すみません…寸劇をしてしまいました。
これは私が利用者さまから聞いた話を元に、ちょっとアレンジしたものです。そうです、いわゆる詐欺の手口ですね。
ポイントは、「方」です。
詐欺川は、水道局の方(ほう)からと言いました。そちらの方角からやってこれば成立です。それを聞いた山田さんは、水道局の方(かた)いわゆる職員と思いました。
決して、詐欺川はこの時点で嘘をついてる訳ではありません。
日本語って、時に繊細で雅ですが、
その裏には、曖昧さがあります。また、相手に失礼かなと思う気持ちが強いのが日本人の特徴だと思います。でも、それが日本人の美しさだと思います。
そこも含め、詐欺が起こりやすいのも確か。
アポなしで家に上がってくるというのはまずおかしいです。役所の人や電気、ガス、水道の人は予め通知をしたり、伺いを立てます。
みなさま、くれぐれもお気をつけ下さいね!(^u^)