リハビリの効果を判定するために、みらい精華訪問看護ステーションでは、利用者様に応じて、定期的に(概ね1か月に1回)検査・測定を行っています。
例えば、
座位ステッピングテスト
椅子に座っていただき、足元にある2本のラインの内外に足を開閉するテストで、下肢の俊敏性がわかります。こけそうになったときに、咄嗟に足を出したりすることができるか、転倒リスクの把握にも有効です。
片足立ちテスト
名前の通り片足立ちを行います。どれくらいの時間片足で立っていられるか。こちらも、転倒リスクの把握に有効です。
握力テスト
握力は、手の力だけでなく、全身の力が関係します。立って測定するのと座って測定するのでは数値が異なりますよね。
あとは、イス立ちすわりテスト、歩行スピードテスト、タイムアンドゴーテストなども行っており、利用者様に応じてどの検査項目を行うか担当の理学療法士・作業療法士が考えます。
現在は主に、パーキンソン病の利用者様に行っており、維持や改善が見られると、リハビリの意欲、生活の意欲がわいて来られます。(^^♪
リハビリの効果を数値化し、より一層リハビリに対するモチベーションアップを図り、そして、それが日常生活をよりよいものにすると考えています。